対象製品:NSTシリーズ
ここではNSTシリーズ(NST-305Cr、NST-405C、NST-505Cなど)で観測した座標データをパソコンに取り込む方法について説明します。
準備するもの
パソコンとNSTシリーズを接続するケーブル(シリアルUSB通信ケーブル等)
*シリアルUSB通信ケーブルを初めて使用する場合は、ドライバソフトをパソコンにインストールする必要があります。 ドライバソフトウエア
座標データをパソコンに取り込むためのソフト(TS支援ソフト LANDRiV Office)
*TS支援ソフト LANDRiV Officeは測量機に付属している使用説明書CDに入っていますので、事前にインストールしてください。
1.パソコンとNSTをシリアルUSB通信ケーブルで接続します。
2.LANDRiV Officeを起動し、「現場管理」の「現場作成」で座標データを取り込む新規現場を作成します。
*LANDRiV Officeの操作については付属している使用説明書CD内にある使用説明書をご覧ください。
3.「現場管理」の「データ入出力」で「読み込み」を選択します。
4.方法に「通信」を選択します。種類はNSTと合わせてください。
5.「設定」ボタンを押して通信設定画面を表示させ、通信ポートをシリアルUSB通信ケーブルに割り当てられているCOMポートに合わせます。通信速度等はNSTの設定と合わせます。
5.NSTの「メニュー」キー押してメニュー画面を表示させ、「5.通信」を選択します。
6.通信メニューで「1.データ送信」を選択します。
7.データ種別をXYZにし、フォーマットはLANDRiV Officeの設定と合わせます。
8.「通信」表示の下にあるキーを押して通信設定の画面を開き、LANDRiV Officeの通信設定と合わせます。
9.LANDRiV Officeで「OK」を押し、受信待ち状態にします。
10.NSTで「送信」表示の下にあるキーを押します。
11.送信が終わると下の表示になります。
念のためデータを削除しないように「中止」を押してください。NSTは観測画面に戻ります。
12.LANDRiV Officeの画面には取り込んだ座標がプロットされます。
正しく取り込めたか、「現場管理」の「座標データ」で確認してください。